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【ネタバレ】『侍タイムスリッパー』のあらすじや見どころを詳しく解説!

映画

本記事には作品のネタバレを含みます

『侍タイムスリッパー』は、2024年8月17日に公開された日本の映画です。幕末の武士が現代の時代劇撮影所にタイムスリップするというユニークなSF時代劇コメディで、第48回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞しました

この記事では、『侍タイムスリッパー』のあらすじや配信情報についてまとめています。

『侍タイムスリッパー』のあらすじ

『侍タイムスリッパー』のあらすじを以下にまとめました。

高坂新左衛門と山形彦九郎の対決

幕末の京都。会津藩士の会津藩士・高坂新左衛門と村田左之助は、寺の前で静かに身を潜めています。2人はご家老の命令により、長州藩の山形彦九郎を暗殺しようとしていました。ついに彦九郎が姿を現し、あっさり左之助がやられてしまうと、高坂新左衛門との一騎打ちに。

会津藩で剣の使い手として名高い新左衛門でしたが、彦九郎も互角の腕前を持っています。勝敗が決まるかと思われた瞬間、大きな雷が落ちます。気を失っていた新左衛門が目を覚ますと、そこは京都の時代劇撮影所でした。

タイムスリップする新左衛門

現代にタイムスリップした新左衛門。時代劇撮影所では、『心配無用ノ介』の撮影が行われていました。アクションシーンの本番中、新左衛門が突然入り込んできてしまいカットがかかります。

「心配無用ノ介殿、助太刀いたす」

現場を追い出された新左衛門は、撮影所で頭を打って気絶。助監督の山本優子に助けられて病院へ運ばれます。そこで目を覚ました新左衛門は、窓の外に広がる京都の街並みを見て愕然とします。新左衛門は、自分が未来へタイムスリップし、武士の時代はとっくに終わっている事実を知るのでした。

病院を抜け出し、西経寺の前で倒れていた新左衛門は、寺の住職に助けられます。住職夫婦の家に居候することになった新左衛門は、幕末とはかけ離れた現代の生活に驚きます。おいしいおにぎりやケーキを食べながら、日本は良い国になったのだと涙を流すのでした。

『侍タイムスリッパー』のネタバレ

『侍タイムスリッパー』のネタバレは以下のとおりです。

斬られ役の道を歩き始める

特に新左衛門を感動させたのは、テレビで放映されていた時代劇でした。ある日、西経寺の前で時代劇の撮影が行われていたところ、斬られ役のひとりが体調不良になってしまいます。困った優子は、そこに居合わせた新左衛門に代役を頼むことに。撮影は無事成功し、新左衛門は演技を褒められます。それをきっかけに、新左衛門は斬られ役の道を歩み始めるのです。

殺陣師の関本に弟子入りし、斬られ役として働き始めた新左衛門。とはいえ、今の時代に斬られ役として生活していくのは困難な道です。時代劇の仕事は週に一つあれば良いほう。しかし、殺陣や芝居の飲み込みが早く、本物の侍のような風格がある新左衛門は、あらゆる撮影に呼ばれるようになります

一方で新左衛門の頑張る姿に刺激を受けた優子は、監督になる夢を思い出し、自作のシナリオを書き始めるのでした。

映画への抜擢と再会

斬られ役としてキャリアを積む中で、新左衛門に大きな仕事が舞い込みます。大物俳優の風見恭一郎が10年ぶりに主演を務める時代劇の敵役に、新左衛門が抜擢されたのです。風見も同じく斬られ役の出身で、時代劇を守りたいとの想いがありました。

風見と顔を合わせた新左衛門は、彼から驚愕の事実を聞かされます。なんと、風見は山形彦九郎でした。風見はあの雷で30年前にタイムスリップしていたのです。武士の時代が終わった今、侍の想いを時代劇に残せるのは自分たちしかいない。風見はそう新左衛門に訴えました。

侍に与えられた役目

関本の後押しもあり、敵役の仕事を引き受けた新左衛門。しかし一度時代劇を捨てた風見を、新左衛門は許せずにいました。撮影が殺陣シーンに移ると、新左衛門は風見の様子がおかしいことに気が付きます。

実は風見は芝居で人を斬るたび、かつて人を殺した感覚が蘇ることに苦しめられていたのです。風見が時代劇から離れたのは、それに耐えきれなくなったのが原因でした。そんな風見に、新左衛門はぶっきらぼうにこう言います。

「侍らしく、己に与えられた役目を果たせ」

映画の撮影も終盤になった頃、新左衛門は会津藩の悲惨な末路を知ります。仲間が悲痛な死を遂げたにも関わらず、自分はここで何をやっているのだ。新左衛門は苦しみ、自分に与えられた役目は何なのかと自問します。そして、それは侍の魂を時代劇に吹き込むことだと思い至るのです。

クライマックスの真剣勝負

映画のクライマックスには、新左衛門と風見の対決シーンが用意されていました。新左衛門はその撮影を本物の剣(=真剣)で行うことを提案します。優子は猛反対しましたが、風見が承諾したことで実現することになります。

撮影当日。現場に緊張感が漂う中、新左衛門と風見が真剣を手に向かい合います。

「やはり俺を許せんか」
「いや、無念のうちに死んでいった仲間たちに顔向けができんのだ」
「あの夜の続きというわけだ」

そして本番がスタート。新左衛門と風見は、演技を無視して本気の斬り合いをします。その姿はまさに、本物の侍でした。両者互角の斬り合いの末、ついに新左衛門が風見を追い詰めます。しかし新左衛門はとどめを刺さず、地面に刀を振り下ろすのでした。

真剣でのシーンは映画に採用され、映画は完成します。新左衛門は再び斬られ役として、優子はシナリオライターとしての道を歩き始めるのでした。

『侍タイムスリッパー』の見どころを解説

本作の最大の魅力は、幕末の侍が現代にタイムスリップし、時代劇の斬られ役としての道を歩むというユニークな設定にあります。新左衛門が現代の料理やテレビに驚く姿は、私たちが当たり前に思っていた生活のありがたみを再確認させてくれます。

本作には製作陣の「時代劇の良さを多くの人に伝えたい」との一貫した想いが込められています。その想いがキャラクターの気持ちと重なり、私たちに深い感動を与えてくれます。

特に圧巻なのがラストの殺陣シーンです。時代劇ファンだけでなく、観た人全員を引き込む迫力のあるアクションに仕上がっています。ぜひ本作をご覧になることをおすすめします。

『侍タイムスリッパー』が観られる動画配信サービス

『侍タイムスリッパー』は、3月21日よりAmazon Prime Videoにて見放題《最速》配信が決定しました。Prime Videoでは30日間の無料体験が可能です。これを活用して本作を無料で鑑賞しましょう。

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