日曜劇場『御上先生』(TBS系)が1月19日にスタートしました。反響が多くある反面、まだ観てない方や観るか迷っている方も多いです。この記事では、御上先生第1話のあらすじや考察、配信の有無について解説します。
連続ドラマ『御上先生』は、今期トップクラスに面白い作品です。この記事を読めば、御上先生の面白さが理解できます。記事を読み、ぜひ作品をご覧になってください。
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『御上先生』とは松坂桃李主演のテレビドラマ

『御上先生』(みかみせんせい)は、2025年1月19日からTBS系「日曜劇場」枠にて放送中のテレビドラマです。主演は松坂桃李。音楽を鷺巣詩郎、主題歌をONE OK ROCKが担当しています。第1話の視聴率は12.2%を記録。ネットをはじめ、多くの反響を呼び、今期最注目のドラマの一つとなっています。
『御上先生』第1話のあらすじ

文部科学省の官僚・御上孝(松坂桃李)は、東大を多く輩出する私立隣徳(りんとく)学院の3年2組の担任として赴任してきます。初めての授業で御上は、生徒たちにこう言い放ちました。「きみたちは真のエリートではなく、上級国民予備軍だ」と。
御上の挑発するような発言は、それぞれの想いを抱える29人の生徒たちを突き動かすことになります。
『御上先生』第1話のネタバレ

『御上先生』第1話のネタバレを以下にまとめました。
- 国家公務員試験で起きた殺人事件
- 私立隣徳(りんとく)学院
- 教師の不倫問題
- 神崎が起こした暴露事件
- 御上の天下り斡旋問題
- パーソナル・イズ・ポリティカル
- バタフライ・エフェクト
国家公務員試験で起きた殺人事件
第1話の冒頭。令和6年度の国家公務員採用総合職一次試験会場で、フードを被った男が受験生の1人をナイフで刺す事件が発生しました。犯人は22歳の真山弓弦(まやまゆずる)で、三流大学出身とされています。被害者は東大生の渋谷さんでした。
犯人の真山が三流大学出身で、被害者が東大生だったという点から、エリート層への反感や社会的格差が犯行の動機となった可能性が考えられます。この事件は本作の重要な伏線となっており、今度起こる事件や登場する人物と深い関わりがあると予想されます。
私立隣徳(りんとく)学院

隣徳学院は、東大を多く輩出する県内屈指のエリート校です。隣徳ゼミナールという予備校が母体になっており、従来の高校とは異なるシステムなのが特徴になっています。
それまで3年2組を担当していたのは是枝文香(吉岡里帆)でした。熱心で生徒からの信頼も厚い教師でしたが、御上の赴任によって副担任に降格になります。そのせいで、御上をあまり快く思っていません。
3年の学年主任・溝端完(迫田孝也)も御上を面白く思っていない人物のひとりです。彼は国家公務員試験に落ちた経験があり、エリートに対して恨みを持っています。
教師の不倫問題
御上が隣徳学院に赴任する以前、校内で教師の不倫がスクープされる事件が起こっていました。スクープした人物は、3年2組で新聞部の神崎拓斗(奥平大兼)。記事により、不倫の当事者である冴島悠子教師(常盤貴子)は退職を余儀なくされることになります。もう一方の当事者である「筒井」という男性教師は異動になりました。
冴島悠子が冒頭の殺人事件の報道で泣き崩れるシーンが描かれていることから、国家公務員試験での殺人事件と何らかの関わりがあると予想されます。
神崎が起こした暴露事件

不倫問題を暴いた神崎は、校内の要注意人物として知られていました。御上に対して反発を抱いた神崎は彼の素性を調べることにします。そして神崎は、「御上は天下り斡旋の罪を犯して左遷された」との暴露記事を書いて、校内に貼り出しました。
学校中が騒然とする中、御上はクラスの生徒たちの前で「大体において事実だ」と話します。そして神崎に「報道で何がやりたい?」と投げかけました。
神崎の父親は一流と言われる新聞記者でした。記者クラブで政治家の機嫌をとる記事を書くだけの父親に対し、神崎は反抗心を抱いてました。「自分はきちんと取材して独自の記事を書き上げる」そんな想いから、神崎は教師の不倫や御上の事件を暴いていたのでした。
御上の天下り斡旋問題
令和5年、文科省からある民間研究機関に天下りが不正に行われる事件が発生。証拠不十分のため刑事告訴には至りませんでしたが、御上が仲介していたのではと文科省内でリークがありました。御上には身に覚えがありませんでしたが、天下りの責任を取らされ、隣徳学院に派遣されることになったのです。
御上は同期の槙野京介(岡田将生)がリークしたのではないかと疑っています。御上を陥れたのは誰なのか、文科省内部にはどんな闇が潜んでいるのか。今後の展開に注目です。
パーソナル・イズ・ポリティカル

パーソナル・イズ・ポリティカルとは、個人の言動が社会と密接に結びついているという考えです。御上は学生時代、この言葉をとある友人から聞きました。御上は神崎に、彼が不倫を暴いたことで離婚・退職に追いやった冴島先生の名前を出します。
彼女の人生をどうでもいいと切り捨てる神崎に対し、御上は「パーソナル・イズ・ポリティカル」について話しました。神崎のした行為は想像力の欠けた愚かな行為で、彼の父親とやっていることは同じだと御上は言い放ちます。
そしてクラスの生徒たちに対し、エリートとは自分の利益より他者や物事のために尽くす人のだと語ります。そして真のエリートが寄り添うべき他者とは、弱者のことであると。
バタフライ・エフェクト
バタフライ・エフェクトとは、些細な変化や行動が予期せぬ大きな結果をもたらすことを意味します。御上は神崎に「本当に闇を見る気があるなら、放課後教室で話そう」と言います。放課後、教室にやってきた神崎に御上が見せたのは、コンビニで働く現在の冴島の写真でした。
御上は神崎に「バタフライ・エフェクトで肝心なのは、些細な行動を起こした人物は重大な結果をもたらしたことを知らないことだ」と言います。そして、神崎の書いた記事と国家公務員試験での殺人事件、天下り斡旋事件、隣徳学院と文科省がつながっているかもしれないと話すのでした。
御上先生1話の考察

『御上先生』の第1話には今後の展開に欠かせない情報がたくさん盛り込まれています。本章では、以下の3つについて、筆者の考察や今後の展開の予想を行っていきます。
- 御上の過去
- 御上の目的
- 『御上先生』のテーマ
御上の過去
生徒から「生成AIみたい」と言われる御上。他にも、成績優秀な生徒を挑発するような言動も見られます。そんな彼の性格を形成したきっかけが、彼の高校時代にありそうです。
高校生の御上が親しくしている友人がいました。彼は御上にパーソナル・イズ・ポリティカルを教え、大人になった御上の前に幻覚のように現れます。「間違ったものを正したい」という正義感に溢れた彼の姿を、神崎と重ねるシーンも描かれていました。
以上のことから御上には、社会を正すために行動を起こした彼が、社会によって抹殺されてしまった過去があるのではないかと考えます。今後明らかになるであろう彼の存在が、物語とどう絡み合うのか注目したいです。
御上の目的

第1話の内容を考慮すると、御上には以下の目的があると考えられます。
- 教育を変える
- 天下り斡旋問題の真相を突き止める
- 学院と文科省の闇を暴く
学生時代、大切な友人を失った御上は、文科省に入って教育を変えようと決意しました。しかし文科省に入ってみて感じたのは、出世するなら手を汚さないと上に行けないという厳しい現実だったのではないしょうか。何者かに不正を肩代わりさせられた御上でしたが、赴任先の隣徳学院と文科省に怪しいつながりがあることに気づきます。
第1話で御上は、是枝をスローロリスに例えました。スローロリスは、かわいらしい外見とは裏腹に毒を持つ猿の一種です。御上もスローロリスのように、力は弱くても別の戦い方で社会と戦おうとしているのではないかと考えます。
『御上先生』のテーマ
連続ドラマの第1話には、物語のテーマや重要な伏線や多く盛り込まれています。第1話で印象的だったのは、パーソナル・イズ・ポリティカルとバタフライ・エフェクトの2つの言葉でした。これらがこのドラマを通底するテーマなのではないかと筆者は考えます。
御上は友人から「個人の生きづらさは個人の問題ではなく、社会の問題(=パーソナル・イズ・ポリティカル)」と教えられます。しかし現実問題として、個人が社会(教育)を変えることは不可能でした。ならば、一教師として個人(生徒)と真摯に向き合うことで社会(教育)は変わるのではないか(=バタフライ・エフェクト)。御上はそう考えたのではないでしょうか。
従来の学園ドラマとテイストの異なる本作が視聴者に伝えたいメッセージとは何なのか、最後まで注目したいです。
まとめ:記者クラブについて

『御上先生』は、2025年1月19日からTBS系「日曜劇場」枠にて放送中のテレビドラマです。この記事では、『御上先生』第1話のあらすじやネタバレ、考察を行いました。第1話には、神崎が記者クラブの問題点について言及するシーンがあります。
2025年1月のフジテレビ社長の記者会見では、記者クラブのみに参加を限定し、映像撮影を禁止するなどの対応がとられました。この事例は多方面からの批判を集め、記者クラブ制度の閉鎖性や情報統制の問題を浮き彫りにすることになりました。
以上のことからも、『御上先生』は現代の社会問題を扱ったドラマと言えます。本作を観て、現代の社会問題について考えるきっかけにしてください。